第2期受講生インタビュー① | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第2期受講生インタビュー①

ELPs受講生Interview 2016年7月2日
メーカー 社員

粟野 プログラムの中で特に印象に残った講義を教えていただけますか。
受講生 どの講義もジャンルが異なるので簡単に比較はできませんが、一番初めの宮野先生の講義が印象深く残っています。宮野先生の導入ワークショップがあったから、他の講義がより活きたと思っています。
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粟野 なるほど。宮野先生の講義は、ワークショップ形式で「学びとは何か」を徹底的に考える講義でした。
受講生 今までの私にとっての学びとは、インプットして、そのままアウトプットするというシンプルなものでした。しかし、本当は学んだことを自分の中で繋げたり、変化させたりしなければならない。与えられたものをそのまま食べるのではなく、自分で調理をしなければいけないと気付きました。また、数学で言えば、公式とはそもそも何なのか、公式はなぜ作られ、そこから何が生まれるのかと本質的なことを考えることも大事です。一つの物事に対して様々な疑問を持つことで、今までの固定した考え方に変化を与えることができるようになりました。
粟野 そのような学び、ご経験を、今後のお仕事で生かすことはできますか。
受講生 仕事をしていると常に目の前に数字があって、どれだけ数字を上げなければならないのか、その為にどのようなアプローチが必要かを考えます。ELPを終えた今は、会社全体として数字を上げる為にはどうすればいいか、部署全体としてどう動けばいいのかと、今までより奥まで、そして、周りも広く見えるようになりました。
粟野 より視野が広がったということでしょうか。
受講生 そうですね。本当にそう思います。このプログラムに来られている方の業種は様々で、(講義後の)リフレクションタイムでは、会社の経験をふまえて皆さん話されます。私は若い方なのですが、年齢が上の方や、異業種の方からの意見はとても勉強になりました。
粟野 これから新たに入って来られる受講生の方たちに何かメッセージをいただけますか。
受講生 ELPは、週末に一度、勉強しにくるというよりも、頭を和らかくしに来る、刺激を得に来るというイメージがピッタリです。そして月曜日にはそれを新たなエネルギーに変え頑張る力になります。会社に週5日行って、それを1カ月間繰り返していたら、頭も固まってしまいます。しかし、この異業種の方が集まる空間で、普段しないような勉強をスパイスにして、脳みそに刺激を与えて柔らかくする。そして仕事に活かすというサイクルを作ることができる。また、講師も一線で活躍されている方々ばかりなので、スパイスも一流です。すごくいい空間だと思いますね。
粟野 ありがとうございます。受講生同士の交流はいかがでしたか。
受講生 本当に良かったです。私は最年少でしたので皆さんとは社会経験の差を感じていました。しかし、受講生の皆さんしっかりと話を聞いてくれますので、議論の場では対等に意見を言い合うことができました。また、全くの異業種の方々、弁護士の方や、金融機関の方、そして先生とも色々な話ができる素敵な空間ですね。講義後も一緒によく飲みに行きましたが、講義以外の話でも大いに盛り上がりました。
粟野 修了後は、同窓会ネットワークである京都大学思修館倶楽部もございます。引き続き皆さんとの関係を継続いただきたいと思います。貴重なお話ありがとうございました。

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