第2期受講生インタビュー⑥

ELPs受講生Interview 2016年7月16日
商社 管理職

粟野 ELPのプログラムの中で特に印象に残った講義を教えてください。
受講生 どれも印象に残っていますが、その中で、前先生の講義は特にインパクトがありました。先生の人間力や生き様など講義を通して強く伝わってきました。
それとエネルギーの重要性です。世界の人口増加と高齢化社会、これらに関する問題が大きいのですが、その根幹となるのがエネルギーです。
私たちは循環型社会を実現しなければならないと言われて、身に染みて考えさせられました。我々一人一人の力は小さいですが、それぞれの地域で働きかけを行う必要があると。このお話にはとてもインパクトがありました。
粟野 前先生の講義内容について、Yさんの今のお仕事に繋がるところはありますか。
受講生 仕事でも循環型社会は重要なキーワードになっています。弊社は、もともとスチール家具の取り扱いが多かったのですが、最近では、日本産の杉の木を使った製品を増やしています。特に、節があって使いづらいこの素材を使い、従来だと捨てていた端材もテクノロジーを使って再生して、環境に配慮した温かみのある家具を開発しています。
また、スマートインフィルというアルミのフレームを作って空間を構築するシステムがあります。これはモジュール化した素材を用途に応じて組み替えることによって、100年以上使えるようにしようというもので、まさに前先生がお話された発想の製品です。実際に事業としてやっていますのでとても共感しました。
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粟野 ありがとうございます。他の講義はいかがでしたでしょうか。得られたことで生かせるものはありましたら是非教えてください。
受講生 直接的ではありませんが、物事をいろいろな確度から見る、様々な視点から見るということですね。今までもやろうと思ってできなかったことです。ただ、何故できなかったのか気付くことができました。
例えば、生物学的な視点で見たらどうだろう、歴史的に考えたらどうだろうと、そんな視点を持ち合わせていませんでした。そもそもこれらの視点を持っていないと、様々な視点から見るとはできないですよね。
粟野 今回、芸術科目もありましたが、芸術的な視点からも新たな見方はできるようになりましたか。
受講生 芸術科目では日本文化の素晴らしさをあらためて体感することができました。普遍的な価値、守らなくてはいけないこと、逆に変わらなければいけないこと。ここをすごく学ばせていただきました。
粟野 では最後に、これからELP受講を希望される方々にメッセージをいただけますか。
受講生 ELPでの学びはとても贅沢だと思います。正直、このような講義をもっと早く、学生の頃から受けたかったなと思っています。もしその時に受けていたら、きっとその後の学びは大きく変わったと思います。ぜひ受講されるように推薦いたします。
粟野 Yさんは東京から通われていましたがいかがでしたでしょうか。
受講生 東京にいる方こそ受講された方がいいと思います。普段、京都の文化や伝統、風土に触れる機会はありません。東京にいる方こそ体験いただきたいと思います。大変ではありますが3カ月なんてすぐですから。大丈夫です。
粟野 ありがとうございました。引き続き同窓会ネットワークである思修館倶楽部の方でもお付き合いのほどお願いいたします。