講義レポート前期③藤田正勝先生・北野大雲老師

2017年5月27日午前は、京都大学大学院総合生存学館、教授の藤田正勝先生による『京の知』の講義でした。西田幾太郎を中心とする京都学派の哲学についてや「無」とは、「場所」とは何か、「自我と自己」についてなど、様々な哲学的思想をお話してくださりました。後半には受講生が自らの考えや疑問を発表して、議論する場面がありました。受講生の様々な意見に対して、藤田先生が丁寧にお答えくださり、より深く「哲学」について学ぶ時間になりました。

午後からは、良いお天気の中、長岡禅塾に向かいました。講義は、公益財団法人長岡禅塾の塾長であります、北野大雲老師による『禅の実習』です。

初めに、受講生から北野老師への質疑応答の時間があり、ひとりひとりの質問に対して丁寧に答えて頂き、その後全員で誦経を行いました。

続いて、場所を移し本堂で座禅を行いました。座禅の途中に木の棒で背中を撃たれ雑念や睡魔を払うための「警策」を体験することができました。庭掃除の作務を行い、たくさんの体験をさせて頂きました。「無我」になることは、実生活や会社の中の生活においても生かしていけるようなことであり、爽快な気分になる貴重な体験をさせて頂きました。

担当教員は総合生存学館准教授のマルク=アンリ・デロッシュ先生、モデレーターは第一期・二期修了生の方々が務めてくださりました。