講義レポート後期④山名元先生・小杉泰先生 | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

講義レポート後期④山名元先生・小杉泰先生

2017年10月21日午前の講義は、原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事長、京都大学名誉教授である山名元先生による『エネルギー利用における原子力のあり方』でした。最初に日本のエネルギー問題や課題、国外のエネルギー事情についての話があり、メインテーマである原子力の話に入りました。福島第一原子力発電所事故以来、原子力発電に対する社会の評価は様々ですが、今後の日本のエネルギー状況、原子力発電の本質を無視して、原子力廃止を論ずることの危険性について、考えさせられる講義でした。

 
午後の講義は、小杉泰先生による『現代イスラーム世界と国際社会』でした。イスラームの生命力と活力の源の要因、イスラーム経済のロジック、イスラーム復興のなかにも関わらず起こる過激派の伸張の原因などイスラームについて深く学ぶ講義でした。普段はあまり身近に感じられないイスラーム世界を新たな発見と共により理解することができました。

 
また講義後のリフレクションも多いに盛り上がりました。
モデレーターは、第一期修了生と第三期修了生のお二人が、前半の担当教員は総合生存学館教授、櫻井繫樹先生が、後半の担当教員は総合生存学館准教授のMarc-Henri Deroche先生が務めてくださりました。

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