講義レポート後期⑤カール・ベッカー先生、伏木亨先生

2018年10月27日(土)午前の講義は、京都大学学際融合研究推進センター政策のための科学ユニット教授カール・ベッカー先生による『日本人の死生観の行方』でした。講義の前半では環境問題、後半では医療問題に焦点を当てお話しいただきました。医療編では在宅医療のお話しから「生きがい」を持つことの大切さなど、日本人の死生観について語ってただきました。ベッカー先生のエネルギッシュな講義に惹きつけられました。

ベッカー先生には昼食にもご参加いただきその後も質問など熱い議論がなされていました。

午後からは、京都大学名誉教授伏木亨先生による『おいしさの構造』でした。おいしいと感じるには4分類として、生理・文化・情報・報酬があることや匂いの重要性などがあり、「おいしさは食品の中にはなく、人間の脳内に現れるバーチャルなもの」という言葉が印象的でした。おいしさという非科学的なものを科学的に探究している先生の講義はとても興味深かったです。

 

講義後は、特別プログラム『京料理を味わい・学ぶ』でした。今回は「木乃婦」へ行き三代目主人の高橋拓児氏よりお話しいただきました。日本料理の一品一品について、その由来や意味、また器のご説明までいただき、日本料理の奥深さや世界観に浸る時間となりました。伏木先生にも引き続きご参加いただき充実したプログラムとなりました。お料理も大満足でした。

来週もまだまだ続きます。