第4期受講生インタビュー⑩ | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第4期受講生インタビュー⑩

ELP受講生Interview

2018年12月1日 通信 管理職

粟野 ELPで特に印象に残った講義を教えてください。

受講生 一番印象が強かったのは初回の宮野先生の講義です。私は通期で受講したのですが前期は「考える」ということが多かったです。2日目の藤田先生のインパクトも大きかったですね。その2つの講義を経て、ELPで学ぶベースを作ることができました。
後期は前期で学んだ「考える」ことがベースにあったので、今までだったら楽しかったな、美味しかったな、美しかったな、で終わっていたものが、違う光の当て方ができたり、違う理解の仕方ができました。そういった意味では通期でよかったと思っています。

粟野 実際にELPを受講される前と後ではどのように変わられましたか。

受講生 物事を捉える時間軸と空間軸が大きくなり、見立てが広くなりました。ビジネスの世界では、1年、3年、5年といったスパンでしか物事を見ません。ですが、そこがELPだと48億年とか(笑)今度ミクロで見ると分子レベルの世界。縮尺がすごく伸びるので、今までとは随分違う見方、捉え方ができるようになりました。
また、ビジネスという世界だけで考えていたことが、生命とか社会、経済などといった物事を考える空間軸が広くなったと思いました。大抵のことには動じなくなりました。

粟野 ELPでの学びが現在のお仕事に活かせたり、役に立ったりしていますか。

受講生 そうですね。特に人材育成の面においては、返すアイディアの切り口が広くなったと思います。あとは部下に対するフィードバックも変わりました。時間軸を長く返してあげること、短期的な効果よりも長期的なところを見てあげることができるようになりました。

粟野 最後にこれからELPを受講される方々へメッセージをお願いします。

受講生 ELPに来た時に初めに言われたのが「世界観を持つ」ということでした。受講してから感じたことはその世界観が本当に持てたということです。このようなことを学べるプログラムはなかなか無いと思います。ELPで期待していたことが小さかったなと思うぐらい、世の中はもっと面白かったですし、実体感の解像度が上がりました。
説明会を受けていた時は、ビジネスのエグゼクティブ向けの教養プログラムみたいな印象を持っていましたが、もっともっと面白かったです(笑)。また、ビジネスの世界に生きる人たちにとってこのような学びをすることは、ビジネスに対する感度を上げます。特に意思決定する人間は絶対に受けたほうがいいと思います。

粟野 貴重なお話ありがとうございました。修了後も引き続きよろしくお願いいたします。

  • Document request

    プログラムの受講に関するお問い合わせ、
    資料請求はお気軽にご連絡ください。

  • Mail magazine

    最新情報のお知らせや無料イベントのご案内をしております。ご興味のある方は是非、ご登録ください。

  • Contact

    ご相談やご質問など、お気軽にお問い合わせください。