第4期受講生インタビュー⑬ | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第4期受講生インタビュー⑬

ELP受講生Interview

2018年12月8日 メーカー 代表取締役社長

粟野 ELPを受講されて特に印象に残ったプログラムを教えてください。

受講生 一番印象に残ったのは山名先生のエネルギーと原子力のお話です。研究者としての考え方や知識、学問に対する敬意を持って今のお仕事に臨まれている覚悟が強く伝わってきました。講義中に自分自身の考え方がどんどん変わっていくのを強烈に感じました。
また、森先生も印象に残っています。同時代の人でこんな人がいるのかとインパクトを感じるお話でした。いい意味で話が嚙み合わないところも興味深かったです。私は文系なので、理系の難しさみたいなものを求めていたのかもしれません。

 

粟野 全体のプログラムを通じていかがでしたでしょうか。

受講生 一言で言うと、世界の見方が変わりました。様々な分野を代表する研究者の方々の知見、哲学、世界観に触れ、「人間とは何か」を考えさせられる機会となりました。

粟野 ELPで得た学びは、現在、そしてこれからのお仕事にどのように活かすことができそうでしょうか。

受講生 私は会社経営をしています。経営は、社員や取引先など関係した全ての人を幸せすることだと思っています。いま世の中で起きていることについて、表面だけでなく、もっと本質的なことを考えなければいけません。それをしようと思うとELPの学びのように地中に潜ると言いますか、本質の部分まで掘り下げて、「人間とは何か」を考える体験をすることが大切だと思っています。
これから、ELPで学んだことを生かす上で、何を考え、どんな言葉を生み、表現できるのかが大切だと思っています。また、本質に触れることが大切だと思える仲間を、仕事を通じて増やしていきたいです。

粟野 ありがとうございます。それでは最後にこれから受講される方々へメッセージをお願いします。

受講生 ELPは、一言で言うと「生き物」だと思います。大きく打てば大きく響く。カリキュラムが充実しているので、安心して全力でぶつかれます。いかに積極的且つ主体的にプログラムに臨むかが大切だと思います。その為には予習もすごく大事です。また、行動すること。講義で聞いた内容は実際に動いてみることも大切です。
あとはクラスでの発言ですね。とにかく自分たちでこのクラスを作り、盛り上げていくんだという気持ちを持つことで、受講生の方々とは学友になれると思います。学友なんてなかなか社会では求められない。その学友ができること、また先生や事務局の方々と出会うことで新しい世界に繋がりが広がる。ぜひ積極的に臨んでほしいです。

粟野 貴重なお話ありがとうございました。これからは、モデレーターとしても講義に参加いただけますので、修了後も引き続き学びを深めていただきたいと思っております。

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