第5期受講生インタビュー⑦

ELP受講生Interview

2019年11月9日 メーカー 管理職

 

粟野:特に印象に残ったプログラムを教えてください。

受講生:難しいですね。通期での受講でしたので前期と後期で1つずつと考えると、前期は小倉紀蔵先生の日韓関係の講義、後期は宇佐美誠先生の『正義論』です。小倉先生は日韓関係をテーマにした講義でしたが、講義の中には、政治経済もあれば哲学もあるし、芸術的な要素もありました。まさにELPの八思を具現化した講義でしたし、先生の人間性に非常に好感が持てたので一番印象に残っています。

受講生インタビュー7

後期の宇佐美先生の『正義論』は、討論型授業という独特の形式でした。結果、討論がすごく活発になって、討論を通して自分自身の考え方の整理もできました。
加えて言うと、芸術系の講義は全て印象に残っています。その中でも、杭迫柏樹先生の書道は印象に残っています。杭迫先生は人間性が素晴らしいと感じました。特にその謙虚さです。あれだけの方でも、常に早朝から基礎の練習をされているというお話。謙虚だから一流というところも実際にわかり良かったです。

粟野:続きまして、全体のプログラムを振り返っていかがでしょうかね。

受講生:一言でいうと、こういうことです(※「大変」の文字)。

粟野:その心は。

受講生:日常ほとんど考えないような学問分野の講義を毎週受けて、事前課題もとっつきにくいもの、なかなか理解できないものを毎週こなすのが「大変」でした。

それと、「考える」って日常でも当然やっていますが、本当に考えることということができていませんでした。ELPでは日常の「考える」よりも、全く異なる広さと深さの「考える」を問われます。それが「大変」でした。
また、受講生の皆さん、本当に色々な方がいます。年齢もキャリアも違うし、様々な考え方を持っています。ELPで先生の講義をそのまま聞くだけだと6割から7割くらい。そこに、受講生同士の対話が入ってやっと10になります。皆それぞれ捉え方、考え方が異なるので自分自身の気づきは大きかったです。そこから考えとか考え方が大きく変わる(「大変」)んですよ。大きく変わる場でもあることがELPの貴重な場なのかなと思います。
ELPは八思という通り様々な分野がありますが、バラバラではない。どこか根底で繋がり、全体のプログラムとして成立している。ELPの興味深いというか面白いところだと思いました。

粟野:ELPでの学びをご自身のお仕事、これから先のキャリアで、どう活かすことができそうですか。

受講生:ELPはノウハウを教わる場ではないので、教わったことは変わらないと思っています。即効性の毒じゃなくて遅効性の薬といったものじゃないでしょうか。
深く広く、自分自身でしっかり考えるということは、ELPを通して学び、実践もしているので、その後については、これから変わっていくことと思います。
杭迫先生の謙虚さについてお話しましたが、自分自身、まだ完成もしてないし、学ぶべきこともいっぱいあります。謙虚であるということは日々の仕事にも活かせています。それと、最近「ありがとう」が増えました。杭迫先生に限らず他の先生方皆さんも皆謙虚でした。立派な方、優れた方って皆さん著しく謙虚ですよね。これは素晴らしいと思って、周りに「ありがとう」を伝えることから始めています。

粟野:最後に、これから参加される方にメッセージをお願いします。

受講生:考えること、思うこと、悩むことってそれぞれ似ているけど少しずつ違います。ELPでは、これが全部できます。すごく悩んで、すごく色んなことを思って、ずっと考えて、これが3ヶ月もしくは6ヶ月、土曜日だけでなく、この期間はずっと体験できます。
当然、先ほどお話したように、考えることは楽ではなく「大変」だし、予習もレポートも「大変」ですが、受け身ではなく、自ら色々なことを考えたいという方には、大きく変われる場です。ぜひ受講して実際に味わって楽しんでいただければと思います。
何か教えてもらえる場、何か知識が増える場と思って参加すると期待外れかもしれないです。それを超えたところがELPの価値だと思っています。

粟野:最初の合宿の時に受講生の皆さんと講義をどう進めればより効果的なのか話し合いの場がありましたが、ELPでは学びの場も一緒に作っていくことができます。

受講生:ELPの学びの場は、別に固定されているわけではないので、皆で作って一緒に変わっていくということもできます。やり方を変えて、結果として講義の捉え方、思うこと、考えることも変わると思います。

粟野:ELPも変わっていくわけですね。

受講生:そうですね。なので、まさに「大変」なんですよ。ビジュアル的においしいでしょこれ。使わなくていいですよ。これだけ使うとELP大変やん!って思われますよ。

鈴木:それだけは使おうと思って完璧な写真を撮りました(笑)

粟野:貴重なお話ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。