2019年11月2日(土)、午前の講義は宇宙総合学研究ユニットの土井隆雄特定教授による『有人宇宙活動』でした。1997年スペースシャトル「コロンビア号」に搭乗し、日本人として初めての船外活動を行ったご経験をふまえ、人類が宇宙に“社会”を構築するための「有人宇宙学」について丁寧にご教授くださいました。

昼食の時間は、土井先生もご参加くださり、船外活動の映像を鑑賞しながら受講生の質問に丁寧に答えてくださいました。

午後は、樂家十五代、樂直入先生による講義『樂茶碗はなぜ黒いのか』でした。樂茶碗の色に秘められた“宇宙”について、写真を交えながらお教えくださいました。

後半は樂美術館に場所を移しての講義。実際に茶碗を見ながら、ひとつひとつの作品についてお話くださいました。「本物」を間近に見ることのできる、大変貴重な時間でした。
