2024年11月16日(土)、京都大学ELP2024年度(第9期)後期・第9回の講義を行いました。
午前の講義は、京都大学大学院総合生存学館(思修館) 土井隆雄特定教授による『有人宇宙活動』でした。
第1部では、自身の体験や船外活動の映像を交えながら、有人宇宙活動の歴史についてご教示いただきました。第2部は有人宇宙学の創出をテーマに、宇宙木材など最新の研究活動に触れながら、有人宇宙学の未来をお教えいただきました。

グループワークでは、受講生からの質問にも真摯にお答えいただきました。

午後は総合地球環境学研究所 研究基盤国際センター 浅利美鈴教授による『「ごみ」は意外に雄弁だ』の講義でした。
「ごみ」を通して持続可能な社会を考える講義。プラスチック問題や食品ロスなど「ごみ」問題を詳細に検討し、リサイクルによって循環資源を社会に戻す取り組みについて、ご自身の活動や欧州調査の報告、2025年の大阪・関西万博でのプロジェクトなど、多面的にお教えいただきました。

講義後には宮野公樹准教授プロデュースによる課外プログラム「若手研究者交流会」が行われました。京都大学の若手研究者5名がそれぞれの研究を発表し、その後、各研究者と受講生との対話・交流を行いました。