第4期受講生インタビュー④ | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第4期受講生インタビュー④

ELP受講生Interview

2018年7月21日 製薬 管理職

粟野 ELPを受講されていかがでしたか。

受講生 プログラムでは、自身と関わりの深い分野と関わったことのない分野、本当に両極端の経験をしました。身近な分野は理解もできますし、課題図書も比較的容易でしたが、知らない分野に関しては、読むのに苦戦してかなり時間がかかりました(笑)。ただ、こんな機会がなければ、例えば哲学の講義などは受けることはなかったでしょう。京都学派の哲学がご専門の藤田先生のお話はとても分かりやすく、「よく生きる」「悔いなき生きる」という考え方など、人としてあるべき姿を学ぶことができました。この哲学の講義が最初にあったおかげで、座禅や書道の講義にも繋がりを意識しながら受けることができました。講義の構成もよく練られていると思います。

粟野 ELPの学びは現在のお仕事に活かされていますか。

受講生 特に吉川先生村瀬先生の講義は繋がっています。現在、私は100人程の部員を管理していますが、コミュニケーションや人の育て方には常に気を付けているつもりでした。しかし、その理論まで知って実践していたわけではなく経験則で対応していました。ELPの講義を通じて理論を教えていただいたことで、そのまま継続していい点、改善すべき点が明らかになりました。実際の仕事にも役に立つ講義だったと思います。

粟野 とは言え、ビジネススクールやいわゆる経営セミナーとは、ノウハウを語るのと学術的なことをアプローチすることでは違いますよね。

受講生 明らかに違います。私も色々な分野の方と接する機会がありますので、未知の分野の話を聞けたことは、異分野の方とコミュニケーションを取るときの一助にもなります。ビジネススクールのようにスキルではない、知恵を身につけることができ、自分自身のベースアップができたと思っています。

粟野 ありがとうございます。最後にこれから受講される方々へメッセージをお願いいたします。

受講生 ここに参加してよかったと思うのは、自分と異なった分野の方とお会いできたことです。まず私が携わっている医療分野の方は誰もいませんでした。講義ではディスカッションの時間が半分ありますので、そのような方達とじっくり話ができ、様々な視点から意見を聞くことができました。また皆さまかなりのポジションの方々ばかりで、話していても面白い。ELPを通じて自分自身の視野の広がりを実感しました。是非受講をお勧めしたいプログラムです。

粟野 今後もELP倶楽部を通じて繋がりを深めていっていただきたいと思っています。更にモデレーターとしても是非ご参加ください。本日は貴重なお話しありがとうございました。

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