京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第8期 受講生インタビュー〈11〉

12023年11月18日

エネルギー開発 Lead

 

粟野 前期から後期にかけて受講していただきましたが、特に印象に残った講義を教えていただけますか。

受講生 宮野公樹先生の導入ワークショップです。僕は前期後期で2回受けてるんですけど、宮野先生が言いたかったことはこういうことかなと考えながら1年過ごした感じです。結局わからなかったんですけど、自分のことを考えるとか、根本的なところなんですかね。最初に専門の知識はどうでもええって言い放って、でもその後のELPの講義は全部専門じゃないですか。これはどういうことなんやろうと1個1個すごく考えましたね。

それから書道などの芸術の講義を京都で受けるのもいいなと思いました。普段は考えることを追求している感じなのですが、芸術の講義は考えを超えたところがありました。

粟野 ELP全体の講義を通じて、どのような経験を得ることができたでしょうか。これからのお仕事や人生にどのように繋がると思われますか。

受講生 ELPでの学びは、これを勉強して、こういうことができました、じゃあ来週から会社でこうします、みたいにわかりやすいものではないですよね。

あんまり簡単に答えを求めなくなったかもしれないですね。別に答えなくてもいいかなっていう感じにはなっているような気はしますね。それがいいか悪いかわかんないですけど。

粟野 前期に続けて後期も受講していただきましたが、それはどのような理由からだったのでしょうか。

受講生 前期に宮野先生が最初におっしゃった、考えることや問いについて、自分の理解が届きかけている感じがあったんですよね。もう少し行けばなんとか届きそうと思ったんですが、遠ざかっているかもしれません、近づいたつもりが全然近づいてなかったみたい。単純に楽しかったからだとも思いますよね。

粟野 ありがとうございます。これから参加される方にメッセージをお願いします。

受講生 得られるものはそれぞれ違うと思うんですよね。毎週学びを得てるみたいな人、多分すごいいると思うんですよね。 僕はそうでもなくて。すごいいいんですよ。すごいいいんで、おすすめなんですよ。だけど、これがいいからこのコースに来ればいいって言うんじゃないんですよね。
自分で考えて、自分なりの得るものを得たい人が受講するのがいいんじゃないかなっていう感じはします。自分で考えて、活かすとこがあれば自分で活かす。そういうことだと思います。

粟野 究極の質問ですが、あなたにとってELPとはなんですか。

受講生 「出口を自分で塞ぎながら進んでいく迷路」ですかね。僕個人的にあんまり物事に対して、簡単にそこら辺にある答えに飛びつきたくないんですよ。これ綺麗に言ったらかっこいいんでしょうけどね。またいい言葉が思いついたら話しますよ。

粟野 ぜひ教えてください。ありがとうございました。

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