2019年5月25日(土)、午前の講義は京都大学名誉教授の藤田正勝先生による『京の知』でした。京都学派の特徴や、西田幾多郎の哲学、自我と自己の問題など、一つ一つの用語を丁寧に解説しながらお話しくださいました。また、午後の講義へとつながる禅における「無」についても、仏教の歴史を辿りつつ教授してくださいました。

午後は、長岡禅塾に場所を移し、公益財団法人長岡禅塾塾長の北野大雲老師より、『禅の実習』の講義をしていただきました。受講生一人一人からの禅に関する質問に答える形で、禅とは何か、その根本から教えていただきました。

その後、実際に坐禅を組む実習を行いました。「無」を体験する貴重な時間となりました。
