2021年11月13日(土)午前の講義は、マルク=アンリ・デロッシュ准教授による『仏教における「正念」』。現在社会におけるマインドフルネスの意義、仏教における智慧の発達、「四念住」の実践哲学についてお教えいただきました。講義の後半はマインドフルネスの実践です。デロッシュ先生から姿勢や呼吸法などの指導をしていただきました。


午後は、樂直入先生による『樂茶碗はなぜ黒いのか』の講義でした。

樂茶碗の伝統と革新について「樂茶碗は世界を覗く小さな穴である」という印象的なことばをもってお教えいただきました。講義の後半は樂美術館へ場所を移し、歴代の樂茶碗について樂先生に解説していただきながら鑑賞しました。
