2024年12月7日(土)、京都大学ELP2024年度(第9期)後期・第12回の講義を行いました。
午前の講義は、京都精華大学 前学長・人間環境デザインプログラム/デザイン研究科 (建築専攻) ウスビ・サコ教授による『異文化理解こそが次世代社会の条件』でした。
サコ先生ご自身のご経験を基に、多様性や共生社会について講義いただきました。さらに、自己認識の深め方や日本社会の課題に触れ、グローバル化や教育の視点から未来に向けたダイバーシティの重要性を議論しました。

午後は妙心寺退蔵院に場所を移しての講義、妙心寺退蔵院 副住職 松山大耕先生による『禅と日本文化』でした。
禅とリーダーシップ、ウェルビーイングについて受講生との対話を交えながらお教えいただきました。

後半では坐禅を体験し、講義で学んだことを思考ではなく感覚として深く理解する機会となりました。妙心寺の庭園では、鮮やかに色づく紅葉を眺めながら、その静寂と美しさを味わう貴重な時間を過ごしました。