2019年6月29日(土)、午前の講義は裏千家千玄室大宗匠による『茶の心 −和・敬・清・寂−』でした。まず、倉斗宗覚業躰より、呈茶のデモンストレーションを行っていただき、お点前の流れ、所作とそれぞれの意味を丁寧にお教えいただきました。千玄室先生の講義では、型を体験することによって形にすることの大切さなど、茶道の神髄をお教えいただきました。茶道という枠を超え、日本文化とは何かということに一人一人が向き合う時間となりました。


午後は、京都大学名誉教授大石眞先生による『統治機構改革の展望』の講義でした。憲法の基本原理からお話をしていただき、憲法改正や憲法解釈など、現在議論となっている議論の根本についてお教えいただきました。講義後の交流の時間も含め、受講生からの質問に、一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
