「次なる時代」とは何か
新規事業ならびに会社の意味と意義

2019.2.2.Sat. 14:10-16:50

京都大学准教授 宮野公樹

講義の概要と目的

このプログラムで学んだことを正しく活かす。 そのために必要なのは戦略でも人材もなく思想である。 今我々が価値であるとおもっていることは、 それを価値とおもう精神があるからであり、 AI、ビックデータ、量子コンピュータを学ぼうという 心もまた、我々の精神が価値と認めたゆえだ。 であるなら、残念ながらその価値は時代に移ろうことも 認められよう。しかし、いつの世も我々(または会社) の目指すところが幸福であることには変わりない。 では、その幸福とは何か。それを知らずしてそれを求める ことはできまい。学問(=哲学)の見地からこのプログラムを 振り返ることで、得た知識を正しく活かすことを学ぶ。

この研究が世の中をどのように変えるのか、どんなインパクトがあるのか

何かを学ぶとは自分を知るということ。自分を知る ということは自分が変わるということ。自分が変わる ということは世界が変わるということ。 世界をかえるなどあまりにたやすい。

講師プロフィール

経歴
1996年立命館大学理工学部機械工学科卒業後、2001年同大学大学院博士後期課程を修了。大学院在籍中の2000年カナダMcMaster大学にて訪問研究生として滞在。後、立命館大学理工学部研究員、九州大学応用力学研究所助手、2005年京都大学ナノメディシン融合教育ユニット特任講師、2010年京都大学産官学連携本部特定研究員、2011年より現職。その間、2011年4月~2014年9月まで総長学事補佐、加えて、2011年10月~2014年9月まで文部科学省研究振興局基礎基盤研究課参事官付(ナノテクノロジー・材料担当)学術調査官を兼任。博士(工学)。受賞歴:1997年南部陽一郎研究奨励賞、2000年カナダ金属物理学会ベストポスター賞、2001年日本金属学会論文賞、2008年日本金属学会若手論文賞、他多数。専門分野:大学にまつわる政策を軸とした学問論、大学論。異分野融合の理論と実践。(かつての専門:金属組織学、ナノテクノロジー、医工学)趣味:カメラ

著書
『学生・研究者のための使える!パワポスライドデザイン伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術』化学同人(2009年)、『学生・研究者のための伝わる! 学会ポスターのデザイン術』化学同人(2011年)、『研究発表のためのスライドデザイン』講談社ブルーバックス(2013)、『研究を深める5つの問い』講談社ブルーバックス(2015)、『異分野融合、実践と思想のあいだ』ユニオンエー社 (2016)など。

Day32019.2.1 Fri.
量子コンピューター

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