第1期受講生インタビュー⑨ | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第1期受講生インタビュー⑨

ELPs受講生Interview 2015年12月5日
医療法人 代表

粟野 ELPを終えていかたでしたか。

受講生 終わってみると時間が経つのは早かったです。私は通期で参加しましたが、前期も後期も受講生は面白い方たちばかりでした。講義の中で印象に残っているは、大石眞先生の憲法ですね。安保について、周りの情勢も変わっているため、憲法の解釈や周辺法規も変えていかないといけないというお話がありました。今までニュースで安保の話を聞いても、沖縄の話を聞いても、実生活に関係ないのでピンと来ないところもありましたが、大石先生の話を聞いてすとーんと入ってきたのを覚えています。

粟野 プログラムを通して、Tさんの中で得られた学びやご経験はございますか。

受講生 今ぱっと口にできるものではないと思っています。すぐ結果が出るのではなく、これから色々な話を聞く中で「あ、この話どこかで聞いたことある」と思って、ELPの資料見返すことで、教養として表れてくると思っています。IMG_6800

粟野 教養の広がりはありましたか。

受講生 勿論あります。例えばバイオマス。聞いたことありましたがよく分かっていませんでした。でも、講義を通じて、概要や、政府との関わりなども分かりました。深さについてはこれからですね。興味のあることは、講義いただいた先生に直接聞けますし、例えば、講演会を開いて先生をお招きすることもできるかもしれません。広げようと思えば、自分の力次第で広げられますよね。そのきっかけになったことは大きいと思っています。

粟野 その中で現在のTさんのお仕事に活かせる部分はございましたか。

受講生 川上浩司先生ですね。すぐに何かあるわけではありませんが、川上先生とこれからお付き合いして、私たちからも情報を提供して、一緒に色々とやっているうちに将来進むべき医療の未来がいち早く分かるようになるかもしれません。また、ELPの先生は多方面で活躍されている方ばかりなので、そういった先生方とお知り合いになれたことは大きいです。いい人脈づくりができました。これから面白いことができそうです。

粟野 最後にこれから受講される方へメッセージなどあればお願いします。

受講生 先ず人間の幅が広がります。太るという意味じゃなくて知識の方ね(笑)。自分が知りたいと思うことについて、先生と休憩室で雑談しながら深堀りできます。興味を持てば、先生と名刺交換して、更に深いコミュニケーションもできる。興味のあるところの可能性は無限大ですよ。来ていただいて是非体験してください。仮に興味のないところでも、興味を持つきっかけになって、あなたの人生に花を咲かせるかもあるかもしれませんよ。

粟野 なるほど。つまり自分にとって未知の分野で興味を持てるものを見つけることもできるわけですね。

受講生 話してみたら、これおもろいってあります。大石先生の話を聞いた後に、安保改正に反対の方の本を買って読んでみましたが、それはそれで面白いですね。大石先生の言われていることが全然通用しない方の意見。そんなことを考えるきっかけもいただける。

粟野 ELPの中で人の繋がりは生まれましたか。

受講生 ここには将来どんどん上に上って行く方が来られているので、10年というスパンではなく、20年、30年して、どこかで顔を合わせるのも面白いですね。

粟野 まさに、そんな組織が同窓会組織「京都大学思修館倶楽部」ですね。

受講生 そうですね。先生にも参加いただいて、また雑談兼色々な時事問題を話して「こうしていった方がええんちゃう、京都」っていう話ができたらいいです。

粟野 是非これからも足を運んでいただきたいと思っています。貴重なお話ありがとうございました。

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