第5期受講生インタビュー⑨ | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第5期受講生インタビュー⑨

11月30日 メーカー 代表取締役社長

 

粟野:ELPの中でも特に印象に残った講義を教えていただけますか。

受講生:まず初日の合宿が衝撃的でした。宮野先生と山口先生の講義、堀場製作所さんの研修施設の素晴らしい雰囲気など、普段経験できないことばかりでした。そして、学問していいんだなという安心感、さらにわくわくするような興奮が沸き起こりました。
また、その翌週、橘会館で行われた川上先生とカール・ベッカー先生の講義も印象的でした。「答えのない問い」がある中で自分で考え、答えを見つけなければならないということ、そこが僕にとっては非常に深く考えさせられ、印象的でした。

粟野:ELP全体に対してどんな印象をお持ちでしょうか。

受講生:とにかく学ぶことが多いですね。始まってからはとにかく1週間が早くて、課題図書を読んで発表して、先生の講義を聴いて、問いを立てて、皆とディスカッションし、講義後にレポートをまとめて自分の中に落とし込む。このインプットとアウトプットの繰り返しが、しんどいんですけど、多くの学びに繋がりますね。
講義当日は必死で分からない部分もありますが、数日後振り返りながらレポートを書いていると「あ、そういうことか」と新たな気づきがあります。自分自身で決めていることは、A4一枚のレポート用紙をとにかくいっぱい埋めようと。すごく大変でしたが、なんとか埋めようとすると、絞り出そうとして、そこに新たな発見が生まれました。

粟野:ELPの学びが現在のお仕事、またこれからのお仕事にどのように活かせますか。

受講生:今は正直まだ分からないですね。ただ、新聞や本を見ていても興味の対象が広がり、今まで気にしていなかったトピックにも広く関心を持つようになりました。また、色々な人に会ってお話する時、それが異分野の内容であっても、話の内容がよく分かり、自分の意見を話すことができるようになりました。自分自身の視野の広がりを実感し、大きな自信に繋がっています。

粟野:最後に、これから参加される方にメッセージがおありでしたらぜひ言っておきたいこととして。

受講生:この3ヶ月は本当にあっという間で、知ることの大切さを実感し、一方で、今まで考えていたことが本当に正しかったかのかどうか、改めてゼロに戻って考え直すきっかけをいただきました。
本では伝わらないことが、先生との直接の対話を通じて、その熱量、情熱を肌で感じることができたことは普通では得られない学びだったと思います。
また受講生の皆さんとの対話を通じて多くの新たな気づきを得ることもできました。
それと、講義ビデオの視聴ができるのはいいですね。ちなみに、今後の期の講義も見ることができるんですか。

粟野:もちろん見ることができますよ!

受講生:こんなお得なことはないですよね。学びの入り口ができ、学ぼうと思えばいくらでも学ぶことができる。特に私のような中小企業の経営者にお勧めしたいです。もっと多くの企業経営者にELPの体験をしていただきたいと思います。ELPは、安全で自由な場所です。幼稚な発言に対しても先生が真摯に答えてくれたり、みなさんが温かく返してくれるので、僕としては本当に安心できる学べる場だと思いました。

粟野:ありがとうございました。ぜひまた引き続きモデレータ-とかでも、お願いしますね。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

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