年間スケジュール

4月から7月(前期)及び9月から12月(後期)の2期制とし、通期で学んでいただきます。
毎週土曜日に4コマの授業を行ない、各期全46コマ(1コマ=90分)をご提供いたします。
(なお、ご希望の方には、前期あるいは後期の1期のみの受講が可能です。)

前期(2023年4月〜7月)のスケジュール

日程午前(10:00〜13:10)午後(14:10〜17:20)
4/22
(土)
開講式、導入ワークショップ:宮野公樹先生※13:40~16:50
『小胞体ストレス応答』
私達の細胞が持っている驚異の復元力
講師:森和俊
4/29
(土)
『人工知能とそのインパクト』
人工知能とは何か、その技術の考え方とインパクトを議論する
講師:金出武雄
『人類の進化と文化のミスマッチ』
人類の進化史と文明史を遡り、どこで間違ったかを探り当て、未来社会を展望する
講師:山極壽一
5/13
(土)
『人権思想とキリスト教』
現代日本において人権思想の意味を問い直す
講師:芦名定道
『日本の経済社会の将来を考える』
「経済成長至上主義」という価値観を再考する
講師:佐伯啓思
5/20
(土)
『脳の暗号を解読する』
他者から見える世界を知ることができるか
講師:神谷之康
『人口減少社会のデザイン』
拡大・成長から持続可能性へ
講師:広井良典
5/27
(土)
『微生物に無限の可能性を求めて』
微生物が未来社会にいかに貢献できるかを考える
講師:小川順
『自己と非自己の免疫学』
新しい免疫医療に向けて
講師:坂口志文
6/3
(土)
『『枕草子』と『源氏物語』の誕生』
作品は社会から生まれ、社会を変える
講師:山本淳子
『書へのいざない』
東洋芸術の第一であった書の過去・現在・未来
講師:杭迫柏樹
6/10
(土)
『「物となって見、考え、行う」哲学』
京都学派の技術知をひもとき、世界を再考する
講師:上原麻有子
『〈からまりしろ〉としての建築』
生命のような建築をつくることは可能か
講師:平田晃久
6/17
(土)
『発展・成長へのエコシステム』
エコシステム構築と社会科学的素養の意義
講師:矢野誠
〈合宿研修〉
『宇宙を支配する数式』
宇宙のすべてを解き明かす素粒子物理学、その現状と課題、超ひも理論へ。
講師:橋本幸士
6/18
(日)
〈合宿研修〉
『寛容であるとはどういうことか』
ヒンドゥー教を通して見る多様性と寛容
講師:赤松明彦
6/24
(土)
※9:00~12:10
『茶の心 ―和・敬・清・寂―』
茶道精神が普遍的な平和思想である
講師:千玄室
※13:10~16:20
『日本の地下で何が起きているのか』
地球科学で地震噴火の活動期を賢く生き抜く
講師:鎌田浩毅
7/1
(土)
『ヒトの脳と心(人間らしさ)の創発・発達』
次世代人類が生きる環境、社会について考える
講師:明和政子
『子どものがん』
子どものがんを克服するための挑戦
講師:滝田順子
7/8
(土)
『西洋美術の革新者たち』
「行為」をうながす絵画/絵画という「体験」
講師:平川佳世
『女性ホームレスの語りを聞く』
ジェンダーのレンズを通してみる世界
講師:丸山里美
7/15
(土)
『現代史概論』
20世紀を多角的にとらえる
講師:藤原辰史
リフレクション『血肉と化す知性』
結局何なのか?と問う意味
講師:宮野公樹

後期(2023年9月〜12月)のスケジュール

日程午前(9:50〜13:10)午後(14:00〜17:20)
9/30
(土)
開講式、導入ワークショップ:宮野公樹先生※13:40~16:50
『異文化理解こそが次世代社会の条件』
グローバル化のなかの多様性と文化の役割を考える
講師:ウスビ・サコ
10/7
(土)
『稽古と無心―「しなやかさ」の系譜』
ハプニングに対応する身心の土台
講師:西平直
※14:30~17:40
『能面が私達に語りかけてくるもの』
能面を通して、世界最古の演劇「能」の魅力に迫る
講師:金剛永謹
10/14
(土)
『機械学習』
自ら学習する人工知能の仕組みと応用
講師:鹿島久嗣
『大切な問いに向き合う『問いのデザイン』』
多様な個を活かすも埋没させるも「問い」しだい
講師:塩瀬隆之
10/21
(土)
『気体の科学と技術』
新しい多孔性材料による「霞(水蒸気、空気)を食って生きる」未来を展望する
講師:北川進
『樂茶碗はなぜ黒いのか』
茶碗から見る日本文化のくくり
講師:樂直入
10/28
(土)
『タイから考えるケアと老い』
高齢化社会に生きる個とつながりを他文化に学ぶ
講師:速水洋子
〈合宿研修〉
『においは薬になりますか』
多勢の意見が必ずしも真理なのではない
講師:伊藤美千穂
10/29
(日)
〈合宿研修〉
『家族関係の多様化と個人のアイデンティティ』
多文化主義の視点からみた国家法と宗教規範の協働
講師:西谷祐子
11/4
(土)
『尊厳ある生を支える緩和ケア』
重篤な病を患う人の「その人である」ことへの支援
講師:田村恵子
※14:20~17:30
『いけばなの美と哲学』
いけばなにみられる日本の美意識と精神性を造形から解く
講師:池坊専好
11/11
(土)
『脳のネットワーク』
脳の動作原理の解明に向けて
講師:渡邉大
『仁科芳雄とその弟子たち』
知識生産の場とその指導者の歴史学的研究
講師:伊藤憲二
11/18
(土)
『有人宇宙活動』
人類の宇宙展開は何をめざすのか
講師:土井隆雄
『潜水目視調査から考える海の未来』
多様性とつながり
講師:益田玲爾
11/25
(土)
『人新世(Anthropocene)を生きる』
科学技術のELSIと人間の使命
講師:鈴木晶子
『「ごみ」は意外に雄弁だ。』
ごみを通して暮らしや社会を見つめる
講師:浅利美鈴
12/2
(土)
『中国経済発展の本質と行方』
近代的制度と価値観なくして近代国家なし
講師:劉徳強
※14:30~17:40
『禅と日本文化』
禅の教えとリーダーシップの醸成
講師:松山大耕
12/9
(土)
『穏健イスラームの可能性』
スーフィズムの挑戦
講師:東長靖
『「想定の範囲内の差異」の向こう側へ』
文化人類学を通して「あたりまえメガネ」を外してみる
講師:石井美保
12/16
(土)
『免疫システムから老年病を考える』
高齢化社会-老化の生理と病理をめぐって
講師:湊長博
リフレクション『血肉と化す知性』
結局何なのか?と問う意味
講師:宮野公樹

 

タイムテーブル

講義は10時から始まる1限から4限までの通しになります。
・講義は、2限を1セットとします。
・午前、午後あわせて、1日2名の教授による講義が行われます。
(講義内容やテーマにより、コマ割りが変則的になる場合があります。)
・リフレクションタイムでは、1日の講義を振り返って受講生間で意見交換を行います。
・自由参加の課外プログラムでは、京都大学のネットワークを活かした特別プログラムを準備しています。
1日の流れ
1限 9:50〜11:40
講義A(前半)
2限 11:50〜13:10
講義A(後半)
13:10〜14:00
ランチタイム
3限 14:00〜15:50
講義B(前半)
4限 16:00〜17:20
講義B(後半)
17:20〜18:10
リフレクションタイム
課外プログラム、勉強会など
(自由参加)

*2020年度は新型コロナウイルスの影響により、対面講義は中止とし、別途オンライン講義を行いました。

*2022年度の講義スケジュールはこちらをクリックしてください。
*2021年度の講義スケジュールはこちらをクリックしてください。
*2019年度の講義スケジュールはこちらをクリックしてください。
*2018年度の講義スケジュールはこちらをクリックしてください。
*2017年度の講義スケジュールはこちらをクリックしてください。
*2016年度の講義スケジュールはこちらをクリックしてください。
*2015年度の講義スケジュールはこちらをクリックしてください。