第2期受講生インタビュー⑦ | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第2期受講生インタビュー⑦

ELPs受講生Interview 2016年7月16日
弁護士法人 パートナー

粟野 ELPプログラムの中で特に印象に残った講義を教えていただけますか。
受講生 理工分野の講義が特に印象に残っています。前先生山本先生高橋先生です。中でも高橋先生の講義はとても心に残っています。すごく魅力的な方でしたし。ELPの講師の方々は皆さん生き生きとされていて、お話を伺ううちに“気”のようなものをもらえるようで、毎回、私もまだまだできるという気持ちになります。
また、私たちのような素人にも、ご自身の研究について分かりやすく楽しそうに伝えていただける。先生がご自身の研究に本当に生き甲斐を感じておられ、一緒に分かち合いたい、楽しさを分からせてあげたいという気持ちが伝わってきます。私たちも共感してわくわくしながら講義を受けました。
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粟野 講師の先生方もELPで教えるのを楽しみにされています。Tさんには、今度はモデレーターとして参加いただけると、先生との関係もより深まり、受講生の時とは異なった視点で講義を受けていただけると思います。
受講生 是非お願いします(笑)私も仕事で講演やセミナーを行いますが、下準備はとても大変です。その場で分かりやすく説明して、しかも興味を持ってもらう為にどうすればよいか考えなければなりません。ELPの先生方の講義を受けて、その意味でも今後の糧になると思っています。
粟野 ELPの受講前と受講後でご自身の中で何か変わったこと、得られたことはありますか。
受講生 私は自分自身で実務を担当しながら、経営にも携わっていますので、組織をどう良いものにするか、またどのように成長させていくかに目が向きがちでした。今は、残りの人生において、他にも何かやれるのではないかと考え出してきていて。年齢や立場という枠に捉われず、もっと何かできるのではないかと考えています。もう諦めていたこともありますがまだ遅くないと。ELPでは、60代や70代、場合によっては80代の先生の、まだまだ極めるんだという気力と迫力に接して、そう思いました。
粟野 最後にこれから新しくELPを受講される方に何かメッセージをいただけますか。
受講生 ELPは、知識、知恵を得るプログラムということではなく、先生方が発せられるメッセージをどのように受け止めるのか、それが大切ではないかと思っています。私は、一つ一つの講義を聴きながら、自分にとって、先生が言われたことはどんな意味を持つのか、自分にどう生かせるのかを考えながら受講していました。先生のお話だけでなく、受講生皆さんの意見や感想からも得ることは沢山あります。そして、講義を受けて終わりではなく、そこで考えたことを今後に生かすという意思を持つこと。その意識が重要だと思います。
実は、そのことは最初のオリエンテーションの時に宮野先生からビシバシと(笑)甘い考えでいては駄目だと締めていただけます。最初のオリエンテーションはすごくいいですね。最初にあれぐらいガツンとショックを受けることは大事だと思います。
粟野 貴重なお話ありがとうございました。修了後は同窓会ネットワークである思修館倶楽部もございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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