第6期受講生インタビュー〈2〉 | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第6期受講生インタビュー〈2〉

2021年8月28日 メーカー 管理職

粟野 特に印象に残った講義を教えてください。

受講生 杭迫柏樹先生の講義が特に印象に残っています。杭迫先生が筆を握られた瞬間に空気が変わる、それが周りの人たちにも影響する、そういった人間の気というものを感じました。初日の宮野公樹先生の講義も印象的でした。「いい問いとは何か」という問いを出されるとは思ってもいなかったので衝撃を受けました。講師への問いも単に質問で終わらせてはいけないという指摘をいただき講義へのハードルがあがりました。平川佳世先生の講義も個人的にとても興味を抱きました。好きだから、知りたいから研究を続けているという姿勢を見て、問うことを実践していらっしゃると思いました。

 

 

粟野 ELPプログラム全体の印象をお聞かせください。

受講生 とてもよくできたプログラムだと思います。先生方も一流の方ばかりですし、まさにこんなことが知りたいという内容が詰まっていました。知識の詰め込みだけでなく、みんなが考えたり、知識を広げたり、どう活かそうか考えたりすることがミックスされていて時間的にも内容的にもよくまとまっていると思いました。

粟野 今後お仕事にどのように活かすことができますか。

受講生 ELPで得られる知識は仕事をしているだけでは入ってきません。特に文化や芸術、哲学については、海外のそれなりの立場の方とお会いすると、それらのテーマについてよくご存知で、お話に出てきます。仕事とは別で学ぶ時間を作ることが、人としての厚みを増すことになると思います。
また、千玄室先生の講義を受けて、死を覚悟した方の強さとルーティンに従った生活がいかに大事かということを感じたので、私も規則正しい生活を実践しています。

粟野 最後に、これからELPを受講する方へのメッセージをお願いします。

受講生 すごくお勧めです。どう活かせるかということを抜きに、純粋に一つ一つのプログラムについて考えたり学んだりする方が良いと思います。環境や技術や医療など、自分の仕事に近い分野だとどう活かせるか考えたりしてしまいますが、それはそれとして、仕事とは切り離して楽しむのが一番いい受講の仕方だと思います。

粟野 どうもありがとうございました。

 

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