第7期受講生インタビュー〈1〉 | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第7期受講生インタビュー〈1〉

2022/7/9

生命保険会社 部長

 

粟野:特に印象に残った講義を教えてください。

 

受講生:自分自身にとって興味ある分野や専門の分野、また、今まででまったく縁のなかった分野と本当に色々ありましたが、その中でも自然科学の分野は非常に楽しかったです。特に鎌田浩毅先生の地震や噴火の予測はインパクトがありましたし、また、教える力、伝える力が非常に強く心に残っています。

受講生インタビュー

坂口志文先生の免疫医療の講義では、世界中の国に安価な薬を早く提供できるようにして、がんと診断された時から飲めるようになれば、目指す医療に近づいてゆくとおっしゃっていたのが印象的でした。そのコンセプトが素晴らしいなと思いましたし、早く実現してほしいと思います。

あとは橋本幸士先生です。宇宙を支配する数式を考えるという科学者の誇りもそうですし、仲間と一緒にやっていく研究の楽しさが伝わってきて素晴らしいなと思いました。橋本先生が物理学の専門家として監修された『シン・ウルトラマン』もちゃんと観に行きました。総じて科学者の方々は研究を突き詰められ、社会にどう還元してゆくかということを考えられていて、本当に素晴らしい方々だと思いました。

 

粟野:京都大学ELP全体のプログラムのご感想をお願いします。

 

受講生:芸術も含めて、それぞれの分野の超一流の日本を代表する先生方から講義をいただき、且つ対話をさせていただくのはとても得難い経験でした。また、普段あまり本を読まないので、本を読むという習慣がついたことも大きかったです。あとは、考えるということ。自分の考えをまとめるとか、世界観を構築するということはこのプログラムを通じてできるようになったことだと思います。その中の一番大きい要素だった受講生の仲間と対話するのがこのプログラムの最も良いところだと思います。読む、考える、対話する、という3つの要素がこのプログラムを通じて良かった点であり、自分のためになったことでした。

 

粟野:京都大学ELPの学びをご自身のキャリアや人生にどのように活かせるでしょうか。

 

受講生:すぐに仕事に活かせるかというと、まだわかりません。ただ、学ぶという行為自体が自分の人生のベースになると思います。学ぶ楽しさを知ることで、自分自身がまだ伸び代がある、成長できると感じられました。学ぶことは喜び、と感じられたことは自分の人生の糧になります。是非、今後のキャリアに活かしたいと思います。

 

粟野:最後に、これから京都大学ELPに参加される方へのメッセージをお願いします。

 

受講生:本を読んだり考えたりすることは一人でもできますが、対話することはこの場でしかできないですし、そのことがいろいろな面で広がりを持たせてくれますので、ぜひELPで仲間との対話を楽しんでください。会社の仲間にも、このことを共有したいです。

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