第6期受講生インタビュー〈5〉 | 京都大学ELP
京都大学エグゼクティブリーダーシッププログラム

第6期受講生インタビュー〈5〉

2021年12月18

メーカー 部長

粟野:特に印象に残った講義を教えてください。

受講生:6つ挙げさせていただきますが、ひとつは樂直入先生の講義です。先生の生き様に心を打たれるものがありました。宇佐美誠先生塩瀬隆之先生は講義の間ずっと、緊張感と興味の連続でとても刺激的でした。
それから松山大耕先生。企業研修で禅というのはよくあって、ビジネスと禅がくっついているという先入観があったのですが、実際にお話を伺うと、ビジネスとの繋がりをわかりやすく誠実に教えてくださったのでよかったです。森本幸裕先生の講義で見学した清風荘の庭園も素晴らしかったです。色々な名園を見て共通するものは何かということを考えることで世界が広がりました。
磯部洋明先生の講義は、先生が非常に誠実に説明をされていたので、印象に残っています。究極のもやもやですね。

受講生インタビュー

 

粟野:ELP全体のご感想をお聞かせください。

受講生:質が高いプログラムだと感じました。よく考えられ、練られて、構成されていて、意図されていて、完成度が高いと感じました。

粟野:ELPでの学びについて、お仕事や人生に活かせることはありますか。

受講生:他の方の意見を聞いたりレポートを読んだりすると、学びや気づきが多いと思いました。良いか悪いか、よく考えているか未熟か、◯か×かの二元論で考えてしまいがちな日常では得られないものです。皆さんすごく考えていらっしゃるし、問いという共通の土台があって書いたり発言したりしているので、学ぶところも多かったです。ELPが始まってから、会社のなかでアイデアが出されたときにも、なぜそう考えたのかなど、本質的なところを問うように変わってきました。
最初は、古典や歴史、生花を学んで何になるのか、会社の中で役に立つのか、という考えが強かったのですが、ELPでの学びを通して、自分が問いを立てる、その一方で、問いを立てている自分を考える、ということがリベラルアーツなのかなという気づきがありました。生き方を考えるきっかけになったと思います。
すぐに会社の中で生きるわけではありませんが、これから会社で部下や後輩を育成するときに、ELPで学んだ観点を伝えていけたらと思いました。

粟野:これから受講される方へメッセージをお願いします。

受講生:皆さん忙しいと思いますし、私も忙しい中を縫っての3ヶ月で、本を毎週1、2冊呼んでレポートを書くというのはハードワークだったのですが、学問に没頭できるし、自分に向き合える3ヶ月だったと思います。受けるべきか、受けないほうがよいかと尋ねられたら、絶対受けるべきだと答えます。

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